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カールグレンの理論

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カールグレンの理論(カールグレンのりろん; 中国語:高本漢的理論/英語:Karlgren's Theory)は、スウェーデンの言語学者ベルンハルド・カールグレン(中国名:高本漢)が、日本語における漢字の訓読みについて、音読み及び中国語との関連を指摘して提唱した理論のこと。

カールグレンが指摘した漢字を下表に挙げ、訓読み、音読み(呉音、かっこ内に漢音)、北京語広東語を対比する。

漢字 訓読み 呉音(漢音) 広東語 北京語
うま マ(バ) ma
うめ マイ(バイ) mui méi
きぬ ケン gyun juàn
きみ クン gwan jūn
ぜに ゼン(セン) chin qián
せみ ゼン sim chán
たけ チク juk zhú
は-ぐ ホク(ハク) mok
ふみ モン(ブン) man wén
むぎ ミャク(バク) mak mài

また、漢字は異なるが、「国(くに)」は「郡(グン)」、「紙(かみ)」は「簡(カン)」の字音に由来するとした。

備考編集

字音に由来する訓読みは2音節になっている。字音が/m-/で始まる「馬(うま)」「梅(うめ)」に関しては、訓読みではマ行の文字の前に「う」が加えられているが、これらは本来子音が長子音化してそれぞれ[mma]、[mme]と発音されたことから始まり、「梅」は「むめ」とも書かれた。現在でも日本語発音・アクセント辞典ではしばしば「語頭では『ンマ』『ンメ』と発音するのが正式だが、あらたまった時は文字に引かれて『ウマ』『ウメ』と発音されることが多い」という説明がなされる。

反論編集

現代も朝鮮語の漢字音や広東語に韻尾/-m/が存在するが、「君」「文」「簡」は訓読みの最後の文字がマ行であるのに対し、韻尾/-m/と/-n/を区別している地域において、これらの韻尾は/-m/ではなく/-n/であることから、中国語との関連に否定的な見方もある。

また、「剥」に関しては、「はぐ」(語幹hag+動詞語尾u)という動詞であるという点で、中国語との関連の可能を疑問視される。

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