Fandom

Japan

創作和太鼓

521このwikiaの
ページ数
新しいページをつくる
コメント0 シェアする

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

創作和太鼓(そうさくわだいこ)とは、和太鼓を主体とする、音程がある楽器を使わないか、使っても主役でない音楽の事。

歴史編集

昭和になるまで和太鼓はそれを主体とする音楽に発展することはなかったが、太鼓奏者の小口大八は、胴の長さや直径等の違いで音が違ってくることを利用し、これを組み合わせることによって太鼓をひとつの音楽に仕立て上げた。これが、複式複打法とよばれる、大人数によって様々な種類の太鼓が合奏のように演奏されるようになる組太鼓のはじまりである。これが編み出されるまで、他の芸能の脇役を務めることが多かった和太鼓は、複式複打法の確立により、和太鼓を主体とした音楽の地位を確立する。1998年の長野オリンピックでは2000人による揃い打ちが行われた。

複式複打法編集

複式複打法(ふくしきふくだほう)は、和太鼓の演奏形態の一つである。別名「組太鼓」(くみたいこ)とも呼ばれる。

多種多様な太鼓を2人以上の打ち手によって演奏する、いわば『太鼓のオーケストラ』といった演奏形態であり、現在の和太鼓(創作和太鼓)演奏の主流となっている。 古くは武田信玄配下の陣太鼓集団『御諏訪太鼓21人衆』もこの複式複打法を用いていたと推察されているが、 現在の形態は御諏訪太鼓の宗家・小口大八によって考案・確立された。

複式複打法はこれ以前から存在していた複式単打法単式複打法単式単打法とは一線を画し、この考案・確立によって、それまで他の楽器の脇役的存在に過ぎなかった和太鼓が、演奏の主役として曲を奏でる主役に躍り出る事ができるようになった点で、現在主流の和太鼓演奏スタイルとなっている。

1970年代は「鬼太鼓座」(おんでこざ)という団体が作曲家石井眞木とのコラボレーションによる『和太鼓合奏とオーケストラのための《モノプリズム》』他の作品で一躍有名になったが、後に「鬼太鼓座」は内部分裂し、一部は「鼓童」と改称した。

服装、化粧編集

半タコ(トランクス)、腹巻き(さらし1反)に半天半纏袢纏法被)というのが一般的だが、創作和太鼓においては、集団によっては、白い着物に赤、紫、紺、等の袴、又、一部の集団に於いては男性(ごく稀に少年)は曲目によってはふんどし一丁、という所もある。女性、少女の場合はアイシャドー口紅を濃く入れる、等、厚化粧する場合が多い。

創作和太鼓と服装・化粧の関係編集

創作和太鼓集団の多くは祭りの太鼓からの派生なので、ほとんどの場合、祭りと共通する服装・化粧となる。中でも、ふんどし一丁で上演する集団は比較的少数派である。特に、撮影可能な行事に於いて、ふんどし一丁の集団の写真をアマチュアカメラマンが撮影し、フォトコンテストに応募したり、ブログ等に載せたりするケースがある。中でも、ある少年和太鼓集団は、少年の和太鼓集団自体は非常に多い中で珍しく、ふんどし一丁で行い、最後の曲で半天、半タコを脱いで、ふんどし一丁になると多大な拍手喝采が起こり、逆に、ふんどしでの上演を避けると観客からの不満が多いという。これらの和太鼓集団は固定ファンを獲得したところも多い。もちろん、これらは技術的水準の高さにもよるものである。

楽曲編集

和太鼓の楽曲は、古くからの楽曲を元に復元したものや、近現代に新たに作曲されたものがある。

小口大八:『勇駒、信濃田楽、万岳の響き』
長野オリンピックの閉会式等で演奏された。複式複打法(組太鼓)作品。
西村朗:『星辰神楽』8人の日本打楽器アンサンブルのための(1992年
国立劇場委嘱作品。春秋社より楽譜出版。普段は西洋打楽器を演奏する作曲者と縁の深い「パーカッショングループ72」が初演した。太鼓以外にも多くの日本の打楽器が登場する作品だが、第2楽章は太鼓ソロ(単式単打法)。複層リズムによるヘテロフォニーや不規則なアクセントによるケチャの影響など、作曲者の初期作品の語法が和太鼓ひとつで見事に再現されている。
佐藤三昭:『流転織成』和太鼓、津軽三味線、ガムランによるアンサンブル(2006年
バリアートフェスティバル2006初演。2006年に和太鼓創作曲100曲を越え今も尚発表を続け、それらの演奏団体は50団体を越える。閃雷のCD等でその作品を聞く事が出来る。

オーケストラとの共演作品編集

ソリストとして主役で扱われる作品編集

石井真木:日本太鼓とオーケストラのための『モノプリズム』(1976年
尾高賞を受賞。同じ作曲者の作品に日本太鼓のための『モノクローム』・『モノクロームII』もある。それぞれ組太鼓作品で、鬼太鼓座が初演。
松下功:和太鼓とオーケストラのための協奏曲『飛天遊』(1993-94年)
太鼓奏者は一人(ソロ)。「鼓童」代表の林英哲が初演。
伊福部昭:『倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・ブーレスク』(1983年)
太鼓奏者は一人(ソロ)。単式単打法。
伊福部昭:『日本の太鼓「ジャコモコ・ジャンコ」』(1984年)

打楽器編成の一部に和太鼓を使う作品編集

外山雄三:『ラプソディ』

創作和太鼓に関する主な行事編集

個人が参加可能な行事編集

  • 日本太鼓講習会:毎年数回、全国各地で開催

複数のアマチュア和太鼓集団が参加する各種行事編集

屋外で行われ、録音、撮影が可能なもの編集

屋内で行われるもの(録音、撮影禁止の場合有り)編集

主な和太鼓団体編集

総合案内編集

個別の団体編集

()内は本拠地、※は、ふんどし一丁で出演する集団

参考書籍 編集

  • 和太鼓入門 心とからだにひびく太鼓をみんなで(太鼓センター、太鼓センター、ISBN 978-4925232012)
  • 子どもの和太鼓入門 太鼓に挑戦(太鼓センター、音楽センター、ISBN 978-4876993222)
Anime_stub.png このページはウィキペディア日本語版のコンテンツを使用しています。オリジナルのコンテンツは創作和太鼓にあります。執筆者のリストはページの履歴で確認できます。日本ウィキアと同様に、ウィキペディア日本語版の文章はCC3.0-BY-SAの条件下で再利用できます。

Fandomでも見てみる

おまかせWikia