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実装石

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実装石(じっそうせき)とは、ふたば☆ちゃんねる二次元裏掲示板で成立した、架空の(不快)生物。

概要編集

実装石は、漫画ローゼンメイデンに登場する球体関節人形『翠星石』をその発想の源流としているが、外見およびその性格・性質・生態とも似ても似つかない、奇妙かつ謎に満ちた(人工の?)生物とされる。

ある日としあき(二次元裏掲示板における投稿者のデフォルト名から、翻って掲示板の「住人」を自称する名前となっている)が通販でローゼンメイデンに登場する人形「翠星石」を注文したところ、実際に手元に届けられた物は似てもにつかない不細工な人形(?)だった、というネタから名付けられた、ふたば☆ちゃんねるのキャラクターである。

実装石の成立編集

実装石の成立は、本来「ソフトウェア開発におけるプロジェクト運用の問題点」というテーマでソフトウェア開発が往々にしてデスマーチへと至る要因を抽象的に表現した風刺[1]を基に作成され、二次元裏掲示板で公開されたパロディ作品「翠星石におけるプロジェクト運用の問題点」のうち、「実装された運用」のコマに嵌め込まれていた、作者不詳の「うろ覚えのまま殴り描かれた翠星(のようなもの)」を原点とする。

本来は美少女(をかたどって作られた人形)であるはずの翠星石を描いた作品であり、要素ごとの記号的な特徴は満たしつつも率直に言って同一性を主張するにはあまりにかけ離れたデフォルメのインパクトに、二次元裏掲示板の参加者たちは挙って独自の設定(いわゆる二次裏設定、二次元裏掲示板内でのみ通用する独自の解釈や設定)を作り始め、現在では様々な設定が平行して存在する混沌とした状況にある。

オリジナルの翠星石の面影は、もはやコスチューム全体の色(緑色)と髪型の一部、特徴的なオッドアイ、発言時の語尾(もしくは彼らの独自言語)程度しか残っていない。生誕当時はどう扱って良いかわからない存在だったが、何を考えているか解らない印象を受けたため、気持ち悪い、かわいい、などと相反する性質を持ったキャラクタとして扱われ、どんな種類にでも発展できるとして、さまざまなコラージュや設定が登場した。

最近は実装石をベースに萌え擬人化を施した「実装人」という派生キャラも見られ、細分化が著しい。 実装人は元々のベースである翠星石にはあえて似せないのが定石で、絵師の実力が要求されるため中級者以上の画力を持った絵師が投稿する場合が多い。

特徴 編集

見た目は悪いが行動が可愛い、見た目が可愛いが行動は邪悪、見た目も悪く行動も邪悪、人形なのか生き物なのか解らないマスコット、不思議生物、映画エイリアンのような存在、等のさまざまな扱いが可能であり、どのキャラクターと絡ませても使える貴重なキャラクターだった。

その中でも異彩を放つのは、いわゆる専門スレッドである。実装石を生理的嫌悪感を催す悪役として扱う話や、いわゆるグロ描写のある話を一カ所にまとめ、ほのぼのとしたキャラクターとして扱う掲示板利用者とお互いを尊重する形を取ろうとした。

しかし、それを不服とする利用者、もしくは単に混乱を招こうとする荒らしや、特定の絵描きを(自作自演混じりの誹謗中傷等で)攻撃する荒らしによって、グロ描写の強い画像を連日のように連続投稿し、少なからずキャラクターそのものが腫れ物扱いされるようになってしまった。他にも四肢切断といったグロ要素は、専門のグロ画像板に該当するはずであるが、そちらの方では受け入れられず、また専門の掲示板を古くから利用している人から強い否定も肯定もなく、無いものとして扱われるため専門板への進出を自粛、あえて二次元裏掲示板で定期的にスレッドを立てる形を取った。

キャラクターの設定編集

画像や小説の作者によって、設定が異なっている。具体的には、性格捕食行動、成長過程、生殖の方法などが、多かれ少なかれ、その作品により差異がある。

実装石の身体編集

謎の生物と言ってよい実装石であるが、その外見はおおむねヒトやサルに類似しており、また決定的に異なるいくつかの特徴をもつ点でも特異と言える。

頭部はほぼ球形であり、頭蓋骨の内部はその体積の半分がによって占められている。 毛髪は額の上と後頭部の左右に別れて生えており、特に後ろ髪は地面に着くほどの長さになる。 体格の成長に合わせて後ろ髪が伸びる様子も観察されているが、一方でこれらの毛髪を一度失った場合には再生することがなく、また実装石の社会では毛髪を失った個体(俗に禿裸と呼ばれる)はその地位を剥奪され、親子といえど極めて過酷な虐待を受ける様子も観察されている。

眼窩は人と較べると小さく、眼球もまた特異な構造をしている。いわゆる白目の部分は無く、眼球全体が赤もしくは緑色をしている。

らしい盛り上がりなどは無く、ほぼ球形の顔の表面に鼻腔が直接開いている。野生の実装石はその多くが極めて劣悪な衛生状態にあることからほぼ例外なく鼻炎を罹患しており、鼻水を垂れ流す個体が多い。

にはがあり、口唇はいわゆるミツクチとなっている。実装石に対し生理的嫌悪感を示す人々によって多く指摘される部分でもある。

全身の骨格は概ねに似ているが、大幅に簡略化されている。消化器についても、食道からとおぼしき部位に達した後は消化管らしい臓器が存在せず、大幅に簡略化された構造を持つ点などから、地球上のどの生物の系統にも分類しようのない謎の生物とされている。人工生物説に一定の支持が集まる所以でもある。

腹腔の下半分は、この胃ともとも言えない奇妙な臓器によって占められ、その出口は総排出口と呼ばれる肛門につながっている。腹腔の大半を占めるこの奇妙な「袋」の中には、平時はおよそその容積の半分近い量のが詰まっており、俗に糞袋とも呼ばれる。あるいは餌をこの状態まで消化してから栄養を吸収しているものとも推測されるが、定説を見ない。「糞袋」に溜め込まれた糞は、実装石が興奮したり動揺したりした場合に頻繁に漏らすことがあり、野生の実装石では特に顕著である。不快生物、不潔生物とされる最大の原因でもある。

手足についてもその骨格および筋肉はヒトやサルに類似しているが、筋肉の構造などは既存の生物とは異なる組成を持つ可能性が示唆されている(全身がまるでウレタンでできた人形のような触感であるとされる)。詳しくはより詳細な研究を待つ必要がある。筋力そのものは非力であり、また骨格も脆弱であるため、ちょっとした衝突や転倒などによって容易に骨折や切断などに至る。

手足はそのままほぼ円筒形の肉の塊であり、骨格では手足の先は円い球形となっており、などは持たない。従って物を持ち上げることなどは極めて困難であることが推測できるが、実装石がその手先にまるで物を吸い付けるかのようにして持ち上げる様子も観察されており、観察者は「まるでドラえもんの手のようだ」と形容していることから、いまだ人類が解明していない何らかの特異な手段や原理などによってそれらを可能としている可能性も示唆されている。

また実装石は(毛髪を除いて)極めて高い再生能力を持っていることも特徴であり、手足や胴体までもが失われても栄養状態さえ十分であれば再生され、脳の欠損さえ再生された例さえあるものとされる(ただし記憶は失われるようである)。これは脆弱な身体能力を補うものとされているが、身体が欠損するほどの重傷を負ってなお捕食者から逃れられる機会は極めて稀なものであり、ときに「デタラメな再生力」とまで形容される再生能力が実際に生存に貢献する実効性については疑わしいものがある。

再生力の要は「偽石」と呼ばれる脳の中枢部に存在する緑色の結晶様の臓器(?)に依存していることが判明しており、身体が破壊されても偽石が物理的に破壊されない限り、十分な栄養と時間さえあれば欠損した体は元通りに再生する。一方で、偽石を破壊された実装石は身体に深刻なダメージが無くとも絶命し、また極度のストレス状態におかれた実装石の偽石が自壊することで「ストレス死」する例も報告されているほか、自然的要因や人為的要因によって「ショック死」する事例も多数報告されている。

偽石は、オリジナルの翠星石が持つを象徴する宝石「ローザミスティカ」の劣化コピーとも言われ、実装「石」の名前の由来ともされるが、真偽の程は定かではない。

身体的特徴だけでも、全てがそろった普通の実装、髪のない禿実装、服のない裸実装、服も髪もない禿裸、自身の背丈ほどはある巨大なマラを持ったマラ実装など、ある程度の分類ができる。

実装石の生態編集

実装石の生態生活環は確定しておらず(設定によって異なり、また突き詰めて設定されていないという側面もある)、また設定上その出自が謎であること、人に飼われている実装石と野生の実装石でも生活環境が大きく異なる事などから、その生態も千差万別である。

典型的な生活環を以下に示す。

胎生であるため、母体の総排出口(肛門)より出産され、一度に数十匹が糞と同時に産み落とされる。出産場所は浅い水場などが好まれ、人に飼われている場合は浅く水を張った風呂場や水槽洗面器の中などに出産し、野生の場合は公衆トイレ和式便器)や水溜りなどで行われる。

生殖行動そのものは単性生殖であり、子は全て母親のコピー、すなわちクローンである。子は全て一卵性多胎児と見られ、実装石という種そのものが単一のクローンである可能性も示唆されている。成熟した実装石は、何らかのきっかけによって、あるいは必要に応じて任意に妊娠するものとされる。なお、妊娠時には両目が緑色になり、出産時には両目が赤色になる。妊娠の方法としては、植物の花粉やマラ実装との交尾、マジックや着色料などで目の色を妊娠時および出産時の色に強制的に塗るなどの方法があるとされる。

生まれた直後の実装石は幼態として人の小指ほどの大きさの芋虫様の形態であり、手足は無く(体側部に痕跡的な凸部をもち、これを動かす描写が行われることもある)、短い尾を持つ。その形状からこの時期の仔実装を「蛆実装(うじ じっそう)」と呼ぶ。 蛆実装は出産と同時に自発的に呼吸を開始し、摂餌も成体と変わらぬ固形物さえ口にする。甘い菓子ジュース類、特に蔗糖の塊である金平糖には高い嗜好を示すが、高蛋白の野菜くず、残飯など、およそ口に入るものであれば何でも貪欲に摂食する。環境によっては、同属や他の動物の糞にたかる蛆実装の姿なども観察され、餌が不足した場合には共食いすることもままある。

蛆実装の天敵は、カラスなどの野鳥イノシシネズミヘビなど、動物性の餌を摂食するほぼ全ての野生生物となる。肉食性の昆虫スズメバチカマキリアリ等)に捕食される様子も観察されており、また同族による共食いが高い淘汰圧として圧し掛かっていることを覗わせる観察記録も存在する。 結果的に、野生環境では一度の出産で生まれる数十匹の蛆実装のうち、母親の庇護のもとにあっても成体まで成長することができるのはわずか数匹~ほぼゼロという、極めて厳しい現実に置かれているようだ。

一方で、比較的安全で十分な餌のある環境では文字通りのネズミ算式に個体数が増えてしまい、瞬く間にニッチを埋め尽くしてしまうとされる。特に都市部にはびこるようになった実装石は、元々実験用生物ないしは愛玩用生物であったものが逃げ出して増えた(あるいは、愛玩用生物として作られたものがあまりに醜悪であるため捨てられた)とする説があり、これを補強するものとなっている。

蛆形の体型にぴったりとフィットする緑色の服(?)を身につけた状態で生まれてくるなど、その出生および成長システム、それらが成立した経緯などについては一切が謎に包まれている。

蛆実装は、十分な栄養と環境が得られた場合、出産から数日~数週間ほどで人間型の「仔実装(こ じっそう)」へと変態する。具体的な成熟および変態プロセスについての詳しい観察記録は、現在のところ存在しない。また実装石は本来「仔実装」の状態で出産されるとする観察もあり、この場合の蛆実装は未熟児とみなされている。

変態直後の仔実装は、成人男性の親指程度~手のひらに乗るサイズでありながら既に人間型の形状であり、人語を解し、実装石独自の言語を用いて同属間で意思の疎通を図る様子も観察されている。誕生からわずか数日~数週間でこのような振る舞いを示す生物は、人類を含め他に例がなく、その知能および存在自体が驚異的なものと言える。

以後の実装石は、成体に至るまで外見上はその身長と体重が増加するのみであるが、性成熟には数ヶ月~1年ほどを要するものとみられる。成長および成熟に要する期間は、環境および栄養状態によるものと考えられている。

仔実装は、主におよびその周辺で家族単位のコロニーを形成し、母親の庇護のもとで暮らす。実装石の巣は、自然環境においては木のうろや他の動物が掘った穴など、また人間の生活圏に近い河原公園空き地などに棲み付いた実装石は廃棄された段ボール箱や新聞紙などを用い、これら加工して作ったものなどが確認されている。人間のホームレスが組み立てる段ボールハウスの構造を彼らの身体のサイズに合わせて縮小したような「家」を構築することからも、人間並みの知能および応用力を持つ恐るべき生物であることが伺える。

仔実装の天敵もまた上記の野生生物であり、生長して捕食者の身長および体重を上回るまでは一方的に捕食される状況にある。同じテリトリーを共有する他の家族の存在もまた、時として彼らに悲劇的な結果をもたらす潜在的な脅威となりうる。何らかの形で母親が失踪ないし死亡した場合、取り残された仔たちは同属によって弄ばれ、餌の豊富な環境ではリンチによって虐殺され、また餌が不足している場合は先を争って喰われる様子さえ観察されている。

成体の実装石は身長およそ5~60cm、体重4~5kg程度と、中型程度の大きさになる。知能は少なく見積もっても人間の幼児小学生程度はあるものと見られている。成体に至る時間は半年~一年程度とみられ、寿命は数年ほどと考えられている。生まれながらにして高い知能と言語をもちながら人類を圧倒することのない理由の一つはこの寿命の短さであり、生息環境における淘汰圧の高さにも大きな比重があるものと考えられている。

成体の実装石は、都市圏では河原や公園などを勝手に占拠して住み着き、人目にも触れやすい事などからもはや不快生物として馴染んでいると言って良い存在となっている。衛生上の問題や騒音(彼らの言語…すなわち「デスデス」といった鳴き声)などの点で極めて不快であること、の作物を食害したり店舗からの窃盗住居への侵入といった実害も後を絶たない事などから駆除を求める声が少なくないものの、高い知能を持つ実装石に対しては愛護運動も成立しており、その取り扱いについては統一的な見解を導くことのできる状況には無い。

実装石の寿命に関しても精度の高い調査結果は存在せず、野生の実装石を対象としたいくつかの観察によれば、衰弱などによって自然死する以前に何らかの形で捕食される、あるいは事故死するといった形でその一生を終える個体が殆どであるとする。

実装石ネタの変遷 編集

初期
うろ覚え翠星石と呼ばれる絵が話題を呼び、やがて正体不明の謎の人形・実装石という設定が考え出されローゼンメイデンのパロディ漫画などに頻繁に使われるようになる。
しかし、他のキャラクターと共演すると実装石ばかりが目立ってしまうようになったため一部で疎まれ始める。
中期
初期の謎の人形という設定が次第に多くの派閥に分裂。不思議な能力を持つカオス人形・地上最強の怪物・人間を食べる怪奇生物・人間に危害を加える害獣など多様な設定が生まれ、派閥どうしの争いが激化。
後期
虐待派のうち、実装石は人間の心の醜い部分を全て濃縮した不快生物(糞蟲と呼称される)であり虐待および駆除・殺害するべきであると主張するいわゆる「糞蟲設定」が注目を浴びる。
その設定に関係して、食糞行為や同族リンチ・共食いなどを表現する絵が量産される。また虐待・惨殺行為を表現した「虐待画」も流行した。
それらの絵はインパクトの強さから一部で荒らし行為に利用されるようになり、掲示板全体に大量に転載されたため「実装石虐待」および「糞蟲設定」が有名となり現在に至る。

実装シリーズ 編集

実際には作者の設定による部分が多く、必ずしもここの記述が正しいとは限らない。ここでは、2009年4月までに確定している分類を記述している。

基本型 編集

  • デブ - 初期型
  • パステル - 一般的に「親指実装」「親指」と呼ばれる。蛆実装が仔実装に変態したときの大きさ、仔実装の未熟児スタイルとされる
  • 唐突
  • コロコロ - 鼻無しの発生種。縦に長い目と、二周りほど大きい耳が特徴
  • 鼻無し - 鼻無とも。最も個体数が多く、処分してもすぐに個体数が回復するほどの高い繁殖力を持つ
  • 眉毛 - 全周囲に生えた前髪と眉毛、スリムな体系が特徴
  • するらら
  • にんぎょう - 無表情な個体が多く、特に野生の成体は顕著である
  • 里親
  • ブリーフ
  • 腑ロンティア - 精神的、身体的苦痛を与えると、元の顔が分からないぐらいに表情を歪めるのが特徴
  • ガム - 他の実装石とは異なり、夜間を活動時間帯としており、ゴミを漁らず自然の草を主食とする

他の実装生物 編集

上記の基本型以外にも、ローゼンメイデンの登場人物を模したとされる、以下の実装生物が存在する。

  • 実装紅
    • 赤提灯 - 山をおりて人里に出てきた実装紅が、酒を主食とするようになったものとされる
  • 実装雛
  • 実装燈
  • 実装金
  • 営業石
  • 実翠石
  • 実蒼石

関連項目編集

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