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山﨑山林

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新緑の山﨑沼(2006年6月)

Kushiroshitugen.JPG

山﨑岬より宮島岬・岩保木方面(2006年12月)

 山﨑山林(やまざきさんりん)は、北海道釧路湿原国立公園内の普通地区に位置するプロのガイド活用による限定のネイチャーフィールドです。

 北海道で唯一・全国で民間運営初の森林セラピー基地です。面積は258.22ha、東京ドーム55個分です。林野庁などがすすめる森林セラピー総合プロジェクトにノミネートし2007年に第2期森林セラピー基地(一つ星)に認定されました。

 アイヌ民族の歴史を持ち、山林内にはアイヌチャシ(砦)跡があり埋蔵文化財に指定されています。そのままの状態で「山﨑岬」としてアイヌが臨んだ釧路湿原を眺望できる展望台となっています。

地理編集

 釧路市より北へ40kmの鶴居村下雪裡地区。雌阿寒岳東南の山麓に位置し、釧路湿原国立公園内普通地区(植林可能地)にあります。南には釧路湿原が広がっています。東経144度、北緯43度。釧路湿原に突き出た半島状の丘陵地にあって、山林全域が標高100m以下の小起伏丘陵からなります。谷地が点在し、小さな沢となっています。

 気候は冷涼で、夏季は釧路沖太平洋で発生する海霧(ガス)に時折覆われることがありますが、冬季は雪が少なく晴天の日が多くなります。低温で積雪が少ないことから、地下凍結が甚だしく土壌凍結深度は0.70〜1.00mとなります。これにより年輪のこんだ銘木が育つと考えられます。風向きは季節風の関係で、夏は南、冬は北西が多くなります。

自然環境編集

 1930年代に建築用材を始め、鉄道枕木用資材として多くのミズナラなどの大径優良広葉樹が伐出され、現存する林相はミズナラキハダセンヤチダモニレイタヤカエデエゾヤマザクラダケカンバ等の落葉広葉樹で、二次林の中小径木から構成されています。林齢は50〜80年生で、蓄積はha当たり132㎥(釧路支庁林務課調べ)となっています。

 釧路湿原集水域としては珍しく落葉広葉樹二次林として残されていて、樹齢400年を超えるミズナラハルニレ等の巨木が残存します。森林施業地林として北海道特有の常緑針葉樹トドマツアカエゾマツ樹下植栽し、里山的な針広混交林に誘導中です。

 エゾシカキタキツネシマリスユキウサギ等の野生動物タンチョウオオワシオジロワシコアカゲラフクロウヤマゲラ等の野鳥、豊かな草花キノコ、樹種で構成されている北海道ならではの環境です。

 森林の持つ原木生産としての経済的機能、伐木植林作業による二酸化炭素吸収量増加、針広混交林誘導による生態系治山力の増強としての公益的機能、プロのガイド活用によるレクリエーションエコネイチャー啓発、森林セラピー等による保険衛生的機能を併せ持つワイズユース自然環境を目指しいます。

山﨑山林の歴史編集

 1987年(昭和62年)この山林が釧路湿原国立公園内に指定された際に、普通地区造林植林)可能な地区に選定されました。この地域は厳しい自然環境にありながら釧路湿原周辺に長年自然のままで保全されている貴重な落葉広葉樹林帯でした。これらの要素を活かし、自然保護林業との係りを重視する天然林施業を進め、利便性を考え作業路を整備し、またこの山林には水量の多い沢がないので山火事対策の為の貯水池も整備しました。

 広葉樹林改良の成果を考察しながら、安定した健全な択伐林型へ誘導造林し、水源かん養二酸化炭素吸収治山等の効用を併せ持ち、道路維持管理による継続した森林造り、森林利用を考えています。

 広葉樹林改良から始まり補植まで、5種の施業がされてきました。思考思案が繰り返されながらそれぞれの成果が見られました。2003年(平成15年)より山林内で苗畑事業も始まり、新たな森林利用に活かしています。

 現在、森林の持つ多面的効用が大きく期待されています。特に京都議定書の二酸化炭素削減率6%のうち、森林の吸収分は3.9%を目標とされています。その他にも水源かん養土砂流出防備、魚付林健康増進リハビリテーションレクリエーション等々、人間に対する環境として森林が最も重要視されていて、それらの機能を併せ持つ森林として、プロのガイドによる限定のネイチャーフィールド、森林セラピー基地としての活用が始まりました。

交通編集

 羽田空港から2時間30分の日帰りの出来るネイチャーフィールドです。

 釧路空港から車で50分。釧路駅より車で50分。鶴居村市街から車で15分。

その他編集

 現在、釧路湿原を対象として自然再生推進法に基づく自然再生事業をすすめる釧路湿原自然再生協議会の自然再生普及行動計画に取り組んでいます。

関連項目編集

外部リンク編集

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