曜日
出典: Japan
曜日とは、一週間を7日に分けたものである。
[編集] 呼び名
七曜に基づいている。七曜とは日、月と五行(古代中国で万物を構成するものとされていた:火、水、木、金、土)をあわせたもの。五行から惑星の名前がつけられ、後に曜日の呼び名となった。
さまざまな言語の曜日名の意味
| 日本語、朝鮮語、ラテン語 | 英語 | スペイン語 | 中国語 | ポルトガル語 | |
| 月 | 月の日 | 月の日 | 月の日 | 1番目の日 | 2番目の日 |
| 火 | 火星の日 | テュールの日 | 火星の日 | 2番目の日 | 3番目の日 |
| 水 | 水星の日 | オーディンの日 | 水星の日 | 3番目の日 | 4番目の日 |
| 木 | 木星の日 | トールの日 | 木星の日 | 4番目の日 | 5番目の日 |
| 金 | 金星の日 | フレイヤの日 | 金星の日 | 5番目の日 | 6番目の日 |
| 土 | 土星の日 | 土星の日 | 安息日 | 6番目の日 | 安息日 |
| 日 | 太陽の日 | 太陽の日 | 主日 | 太陽の日 又は 天の日 | 主日 |
曜日は本来惑星との関連付けて作られたものであって、すべて惑星の名で呼ぶのが原型である。そのため、呼び名においては、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語と比べれば日本語の場合、原型を保っているといえる。
[編集] 歴史
日本には、密教教典によって平安時代初頭に中国から伝えられた。藤原道長の日記『御堂関白記』には毎日の曜日が記載されている。しかし、一般的に曜日が使われ、それをもとに生活が営まれるようになった(日曜日を休日とするなど)のは明治に入ってからである。江戸時代には特定の下一桁のつく日が休みなどという風に休日を決めていた。そのため、休日が10日に一遍としていることが多かった。職種や身分によっては特定の日に休みを取る習慣すらなかった。
キリスト教では日曜礼拝があるため曜日は重要であるが、江戸時代にはキリシタン禁令が敷かれたということもあいまって、曜日を把握する必要もなくなった。
[編集] 曜日にまつわるエピソード
水曜日
商売の神メルクリウスの日であるためか、「水曜市」などと称してセールを行う店が多い。そういったこともあり、商業や物流業界で多忙のため休みを取る人が少なくなるためか、病院が水曜日に定休日となっているところが多い。
金曜日
海上自衛隊では、長い洋上生活の中で曜日の感覚を忘れないようにするために、毎週金曜日の給食はカレーライスと決めている。また、土曜日に昼食を家でとるので、作り置きに便利などの理由から、金曜日の夕食をカレーにする家庭も多い。
土曜日
スペイン語とポルトガル語では「サバド」と言い、ヘブライ語の「シャバート」(安息日)が語源。しかし、土星(サテルヌス) と語感が似ているため、それが語源だと思っている母語話者も多い。
日曜日
日本を含め多くの国で一般的な休日(キリスト教の安息日に由来)。「日曜」という言葉は「晴れ」「趣味・アマチュアとしての活動」「気晴らし」「楽しいこと」の象徴。一部の敬虔なキリスト教徒は安息日は神聖な日であり遊びやどんちゃん騒ぎは控えるべきだと考えているはずだが、安息日だからこそ遊びなどストレス解消のための活動はむしろ奨励されるべきだという解釈も可能である。
フランスのことわざで「毎日が日曜日というわけではない」というのがあり、「楽しいことばかりとは限らない」「楽あれば苦あり」という意味を表す。
