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環境戦隊エコレンジャー (漫画)

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環境戦隊エコレンジャー』(かんきょうせんたいエコレンジャー)は、牧尾屋(現・Pleiades Company)による日本ウェブコミックである

概要 編集

地球の環境を破壊しようとする悪を倒すために、大自然の力を借りて変身して戦う5人の若者の姿を描いたCG漫画であり、作者のHP上で1998年1月11日から1999年8月8日にかけて連載。4部構成の全42話で完結した。CG、文章、BGMで構成されている。人物は3DCGソフトウェアであるPoserを使って描かれている。またBGMはフリー素材のものが使用されている。

連載初期の頃は人物もポリゴンキャラで描かれており、ストーリー展開も戦隊もののお約束をパロディ化したものであり、前作『激顔仮面モアイマン』同様ギャグドラマに近かったのだが、物語が進むにつれて内容が徐々にシリアスとなり、複雑な人間ドラマが展開されるようになった。またCGも内容と同様にシリアスなものへ変化していった。

作者の当時のHPである「牧尾屋」は公開当初、お笑いネタを中心としたコンテンツが多かったが、本連載をきっかけとして徐々に真面目な路線に変更し、やがてブラウザゲームの製作へと移っていった。作者が後に製作するゲームのストーリーに多大な影響を与えた作品である。

本作品は現在、フリーウェアとして、ベクターからのダウンロードが可能である。またサーパラマーケットで販売されている『Overwhelm2006』に収録されているバージョンには、「エコレンジャー入門」「ダイジェスト」「予告編」など、連載当時に掲載されていたおまけが付け加えられている。

ストーリー 編集

西暦2010年。地球の環境汚染はどんどん広がっていた。その黒幕にいるのは国際的大企業ながら、金儲けのためならどんな悪事にでも手を染めるジャポン。そしてジャポンと手を組む宇宙人、バイキーン星人の総帥、キシン大王。

それらを倒すため、国連によって結成された軍事組織NERA(Nature Environment Rebirth Association)。地球と環境を愛する5人の若者は、白鳥博士の開発したエコユニットから強大な自然エネルギー、ガイア・パワーを得て、エコレンジャーに変身する。しかし戦いを続ける内に、ガイア・パワーの秘密と、敵の真の姿が見えてきた。

登場人物 編集

エコレンジャー 編集

太陽と魂の戦士・エコレッド / 赤井 陽太(あかい ようた)
第1話より登場。17歳。環境保全に役立つ分野の学科で構成されている森河市立環境高校2年生。亡き父の教えにより、環境高校に入学した。弱小野球部のエース。無愛想、ぶっきらぼうで、やや不良じみたところがある。しかし心は優しい好青年。
第2話でエコレッドに変身する。太陽の力をパワーの源とする。そのため、日光が届かない場所では力が全く発揮できない。魂の力でもって変身することも可能だが、そのときは体力の低下とともに戦闘能力が落ちてゆく。
エコレンジャーのリーダー格。ただし戦闘能力だけを見ると、5人の中で一番弱い。
海洋の戦士・エコブルー / 青海 洋(おうみ ひろし)
第1話より登場。17歳。陽太のクラスメイト。女性好きで水泳部所属。しかし体力は今ひとつ。かなりの楽天家である。
第4話でエコブルーに変身する。海の力を源とする。使用する攻撃方法も水を使ったものが多い。
5人の中ではギャグ担当であり、たいていは痛い目に遭う。
将来は白鳥博士の助手となり、黄岡恵実と結婚する。また娘である青海凪(おうみ なぎ)は、後に製作されるアドベンチャーゲームアクアノートキャンパス』に登場する。
天空の戦士・エコホワイト / 白鳥 風子(しらとり ふうこ)
第1話より登場。16歳。東京から森河市立環境高校に転校し、陽太たちとクラスメイトになった。洋曰く激マブ。真面目で正義感は強いが、思いこみの激しいところがある。
父親は失踪中の白鳥疾風。父が開発したエコユニットの持ち主であり、選ばれた戦士にユニットを渡している。母親もまたNERA職員であるが、現在は別々に住んでいる。
陽太とはケンカばかりしていたが、いつの間にか仲良くなっている。
第12話でエコホワイトに変身する。風や雷の力を操ることができる。戦闘能力は5人の中で最強。
戦いを通し、5人の中でもっとも成長した。絵も大きく変わった。
大地の戦士・エコイエロー / 黄岡 実(きおか みのる)
第6話より登場。17歳。陽太のいとこ。両親を早くに亡くしたため、祖母である黄岡イネ、妹の恵実との3人暮らし。山奥郡果祖村(やまおくぐんかそむら)で農業を営んでいた。口調はなぜか大阪弁である。後に環境高校へ転校してくる。おおらかではあるが頑固であり、強靱な意志の持ち主。
第7話でエコイエローに変身する。大地の神官であり、大地の力を源とする。打撃系の技が得意。土に潜り、自由に移動することができる。
乙和静に惚れており、静も慕っているようだが、それ以上の関係にはまだ発展していない。
森林の戦士・エコグリーン / 直樹・グリーンウッド (なおき グリーンウッド)
第8話より登場。22歳(ただし推定)。小さい頃に樹海へ捨てられ、動物たちに育てられてきた。そのため、今でも動物と会話ができる。名前以外、出自も両親も不明。18歳の時にロビンソン・グリーンウッドと出会い、息子となる。その後、言葉や色々なことをロビンソンに教えられた。
非常に大きい体格をしているが、純真な心の持ち主。ただし、行動パターンは直情型。クリスティーヌを慕っているが、直樹本人は恋愛感情のことをよくわかっておらず、周囲を混乱させることもしばしば。
第9話でエコグリーンに変身する。植物の力を用い、操ることができる。

NERA 編集

クリスティーヌ・クライゼル
第2話より登場。26歳。愛称クリス。NERAの実働部隊である環境戦隊、ERF(Environment Rescue Force)の指揮官として、国連より派遣されてきた。環境高校では保険医として働いている。
エコレンジャー5人の作戦指揮者、指導者。かつては白鳥博士の助手として、ガイア・ストーンの研究を行っていた。5人からはクリス先生と呼ばれている。
若葉 繁(わかば しげる)
第5話より登場。32歳。ERFの装備のメンテナンスを担当するLABOの主任で責任者。愛称シゲさん。エコレンジャー5人の良き兄貴分。様々な発明をしているが、役に立たないものが多いため設計作業に就かせてはもらえず、整備ばかりを担当している。
イタズラ好きであり、青海洋とはよいコンビネーションを見せる。しかしたいていは失敗して痛い目に遭う。
ジョージ・グレコール2世
第5話より登場。NERAの技術開発部(TECH)部長でチーフ。58歳。エコユニットを通じて得られるガイア・パワーを応用した武器を開発している。白鳥博士の友人。白髪で背の低い男性。エコレンジャーの相談役でもある。
乙和 静(おとわ しずか)
第5話より登場。総司令官の秘書。20歳。NERA本部の予算管理や行動スケジュールを一手に引き受けている。
優雅な身のこなしで清楚な美女。しかし剣道七段、合気道五段、なぎなた六段と、本部内最強。実家は茶道の家元で、身持ちは非常に堅い。
4年前である高校2年の時、ジャポンの手によって住んでいた温泉旅館を追い出されそうになったが、当時NERAに勤務していたリチャードに助けられた。彼の側で一緒に仕事をするために高校卒業後、NERAに入った。
天地 守(あまち まもる)
第5話より登場。NERAの総司令官。54歳。
一番偉い人のはずだが、物語には全く絡まない。ただお約束としてその場所にいるだけの存在。作者曰く背景。『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウのパロディ。
小川 清(おがわ きよし)
第5話より登場。NERAの副司令官。43歳。
天地同様、物語には全く絡まない。ただお約束としてその場所にいるだけの存在。作者曰く背景。『新世紀エヴァンゲリオン』の冬月コウゾウのパロディ。
ロビンソン・グリーンウッド
第8、9話に登場。森林保全の任務30年のベテラン。49歳。ジョージの友人。富士山の麓にある樹海に住んでいる。
白鳥 疾風(しらとり はやて)
第12、13話に映像として登場。2年前の失踪当時42歳。ガイア理論の研究者。
南極でマッド・レディから渡されたガイア・ストーンを基にエコユニットを開発した。しかし2年前の2008年2月、ERFスタッフのほぼ全員がカオスに惨殺された事件をきっかけとし、3月より失踪したままとなっている。

バイキーン星人 編集

キシン大王(キシンだいおう)
第4話より登場。数々の星を侵略してきたバイキーン星人の総帥。1999年、地球に降臨した。南極の地下にある古代遺跡「ガイア・リアクター」を基地としている。究極の力を持っているが、主食であるガイア・パワーを500年摂取していないため、力が衰えている。
周囲には直属の軍隊である200名近い近衛騎士団が控えている。
混沌の騎士カオス(こんとんのきしカオス)
第2話より登場。キシン大王配下三将軍の1人。紫の甲冑と鎧をつけているため、素顔は不明。沈着冷静、冷酷非情。復讐と怨念の化身であり、人が持つ復讐と怨念の感情をエネルギーとしている。またそのエネルギーと引き替えに、不死身の力を与えることができる。
キシン大王の部下ながら、キシン大王を倒すために暗躍する。またキシン大王もそのことを知っており、常に警戒している。
2年前にNERAへ乗り込み、白鳥博士を除く当時のERFスタッフ全員を惨殺した。
マッド・レディ
第4話より登場。三将軍の1人。キシン大王の側近かつ頭脳。常に仮面をかぶり、紫色のボディスーツを身につけている。
1999年12月、キシン大王とともに南極で白鳥博士と遭遇し、とある理由でガイア・パワーを自在に操ることができるガイア・ストーンを手渡した。
サンチョ・ヘドロ将軍(サンチョ・ヘドロしょうぐん)
第3話より登場。三将軍の1人。何百年も前からキシン大王に仕え、かつては右腕『豪雷将軍』として恐れられていたらしい(今は違う)。身長2m以上の大男だが、頭は弱い。武器はヘドロをあつかったもの。
近衛騎士団を率いながらも、エコレンジャーに負けてばかり。カオスやマッド・レディにも馬鹿にされ、良いところは全くなかったが、それでも連載最後までしぶとく登場し続けた。
岩石魔人サンガク(がんせきまじんサンガク)
第7話に登場。カオスの部下。誘拐された恵美を助けに来たエコレンジャー達を待ち受けていた。
体はダイヤ並みの堅さの岩でできており、通常の武器では歯が立たない。
爆弾魔人ド・ガーン(ばくだんまじんド・ガーン)
第14、15話に登場。カオスの部下。エコレンジャー5人に決闘を申し込む。
目に見えない爆弾を自ら作り出し、武器とする。またその爆弾の威力に耐えられる防御力を持つ。

ジャポン 編集

富長 徳次郎(とみなが とくじろう)
第5話より登場。国際的大企業ジャポンの社長。51歳。東京湾に建設された人工島、ジオタウンの中心部に位置する地上120階建ての本社ビルの社長室にいる。背の低い中年男。金と権力に固執する。
高嶋 麗子(たかしま れいこ)
第5話より登場。ジャポンの社長秘書。24歳。バイキーン星人との連絡係を担当する。自らもバイキーン星人である。
ザン・コック大尉(ザン・コックたいい)
第9話に登場。傭兵上がりの軍人。41歳。ジャポンの破壊工作に数多く関わってきた。
リチャード・マックロード
第19話から登場。27歳。ジャポン社長のSP。金髪の青年。
かつてはNERAに所属し、白鳥博士によるエコユニット開発の実験スタッフとして働いていた。2年前のERF研究スタッフ惨殺事件時は海外研修に行っていたため難を逃れたが、その後行方不明となっていた。
エコユニットを使わずともガイア・パワーを操ることができるガイアの騎士である。5人のエコレンジャーと同じ技を使うことができる。
鎹 健一郎(かすがい けんいちろう)
第22話に登場。27歳。ジャポン本社の警備員。
地球人に化けているが、正体はクァル・ダルグという名前のバイキーン星人。香織と恋仲になって組織を抜け出した。実戦能力はかなり高い。
白河 香織(しらかわ かおり)
第22話に登場。22歳。ジャポン本社ビルの受付嬢。鎹健一郎と恋仲になり、ジャポンを辞めて駆け落ちをする。
『アクアノートキャンパス』に登場する白河詩織とは血縁関係にある。

その他の登場人物 編集

黄岡 イネ(きおか イネ)
第6、7話に登場。山奥郡果祖村に住む、この村の大地主。64歳。陽太、実、恵美の祖母で、実と恵美を一人で育ててきた。普段は優しいが頑固者である。
黄岡 恵美(きおか めぐみ)
第6話より登場。山奥郡果祖村に住む。実の妹で12歳、小学6年生。
将来の夢は、陽太の嫁になること。ませてはいるが、かなりのブラコン。
第18話で愛と正義の美少女戦士エコピンクに変身する(が、もちろんエコレンジャーではない)。
物語の途中で青海洋と知り合い、後に結婚して子供を産む。
マダム・フーセン
第16、17話に登場。中東の産油国イクラの元大統領夫人。
戦争状態にあった隣国アブラブ共和国との平和条約を締結した夫フーセン大統領が暗殺されたのはアブラブ共和国の仕業であると、戦争を再び仕掛けた。しかしアブラブ側に国連が結成した多国籍軍がついたため、劣勢を跳ね返すべく、アブラブ共和国の主な原油プラントであるバラブ油田に放火する、と脅迫する。
モデルは田中芳樹創竜伝』に出てくる小早川奈津子である。
Dr.ハワード
第20、21話に登場。米軍で核兵器の開発に携わっていた博士。
とある事件をきっかけに人間嫌いとなり、数年前に放射性物質を持ち出したまま米軍を脱走していた。南太平洋に浮かぶブラスティール島に水素爆弾を仕掛け、NERAを脅迫する。
クレア
第20、21話に登場。Dr.ハワードに作られたアンドロイド。ブラスティール島全体の管理をしている。
作者がもっとも気に入っているキャラであり、彼女を描いた以降、ほとんどのキャラのCGが綿密に描かれるようになった。
鈴江おばさん (すずえおばさん)
第24話に登場。静のおば。名字は不明。山奥で温泉旅館を営んでいる女将。
学生時代の静は旅館に住み込んでいたため、鈴江とはほとんど親子の関係である。
モアイマン
作者の連載漫画『激顔仮面モアイマン』の主人公。隠しキャラとしてCGの中に数回登場する。

その他 編集

ローカルヒーローとして金沢市佐賀市新津市川口市新宿区などで同じ名前の戦隊が活躍してきたが、それらとの関係はまったくない。いずれのローカルヒーローも2000年以降に結成されているので、本作品はそれらより早くネーミングされていることになる。

外部リンク 編集

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