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用土問題

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用土問題(ようどもんだい)は、2009年3月13日まで存在していた、JR東日本目白駅代々木駅間の各駅と用土駅との相互間の運賃設定に関する問題である。2009年3月14日に実施された旅客営業取扱基準規程の改正によって、現在は他の同様の区間の一部を除いて解決済みとなっている。

2009年3月13日以前の状況編集

概要編集

  • 目白駅高田馬場駅新宿駅代々木駅に掲示されている運賃表では用土駅までの運賃が1620円と表示されている(新大久保駅に掲示されている運賃表では用土駅までの運賃が表示されていない。用土駅には運賃表自体が掲示されていない。)。また、指定席券売機で当該区間の乗車券を発売する場合も1620円と表示される。
  • 当該区間の運賃について、JR東日本旅客営業規則に従った計算方法では、1620円を正しいとする意見と1890円を正しいとする意見に分かれている。

上記の相違により「当該区間の実際の運賃が1620円に設定されている規則上の根拠が明らかにされていない」という問題が用土問題である。この問題に関しては2ちゃんねる鉄道総合板にある営業規則スレッドで2006年3月以降断続的に議論が行われた(ログは参考資料の「規則スレのまとめサイト」を参照)。 なお、これと同じ問題は他の区間(秋葉原駅浪花駅間、神田駅浪花駅間など)においても発生している。

議論における意見の対立点編集

  • 1620円を正しいとする意見の要約
(1)東京近郊区間内相互発着であるため、東京山手線内発着の適用判定は、全区間の最短経路を用いるべきである。
(2)電車大環状線発着であるため、東京山手線内発着の適用判定は、電車大環状線内のみ最短経路を用いるべきである。
  • 1890円を正しいとする意見の要約
東京近郊区間内相互発着であることや電車大環状線発着であることは乗車券の効力のみに影響し、運賃計算には無関係である。したがって、東京山手線内発着の適用判定は、東京山手線内発着が適用されると仮定した場合の運賃計算経路を用いるべきである。

それぞれの意見に基づく運賃計算編集

当該区間は東京近郊区間内相互発着であるため、実際の乗車経路に関わらず、最も運賃が安い経路の乗車券を使用するのが一般的である。

1620円を正しいとする意見に基づく運賃計算編集

(1)旅客営業規則第87条により東京山手線内発に該当するかを判定すると、東京駅-最短経路-用土駅営業キロが98.2kmであるため東京山手線内発に該当せず、当該区間の運賃は発駅-最短経路-用土駅運賃計算キロ代々木駅発の場合、99.1km)により1620円である。

(2)発駅-池袋駅赤羽線赤羽駅東北本線川越線八高線の経路に対して、旅客営業規則第87条により東京山手線内発に該当するかを判定すると、判定経路(東京駅-最短経路-池袋駅-上記経路-用土駅)に対応する運賃計算経路(東京駅-最短経路-赤羽駅-上記経路-用土駅)の営業キロが98.2kmであるため東京山手線内発に該当せず、運賃は発駅-上記経路-用土駅運賃計算キロ代々木駅発の場合、99.7km)により1620円となる。

※判定経路に対応する運賃計算経路のうち東京駅赤羽駅間が最短経路となる理由は、旅客営業規則第160条に基づき、電車大環状線発着となる場合には、途中下車可能な乗車券を用いて迂回経路上で途中下車することを旅客が希望する場合を除いて、電車大環状線内の区間については実際の乗車経路に関わらず必ず最短経路で発券する運用になっているためである。

1890円を正しいとする意見に基づく運賃計算編集

主な経路の運賃を以下に示す。これ以外の経路を含めても1890円未満となる経路は存在しないため、当該区間の最も安い経路の運賃は1890円である。

旅客営業規則第87条により東京山手線内発に該当するかを判定すると、東京駅-最短経路-池袋駅営業キロ池袋駅-上記経路-用土駅営業キロの合計が102.8kmであるため東京山手線内発に該当し、運賃は東京駅-判定に用いた経路-用土駅運賃計算キロ106.5kmにより1890円となる。
旅客営業規則第87条により東京山手線内発に該当するかを判定すると、東京駅-最短経路-新宿駅営業キロ新宿駅-上記経路-用土駅営業キロの合計が102.9kmであるため東京山手線内発に該当し、運賃は東京駅-判定に用いた経路-用土駅運賃計算キロ108.7kmにより1890円となる。
旅客営業規則第87条により東京山手線内発に該当するかを判定すると、東京駅-最短経路-田端駅営業キロ田端駅-上記経路-用土駅営業キロの合計が98.2kmであるため東京山手線内発に該当せず、運賃は発駅-上記経路-用土駅運賃計算キロ目白駅発の場合、101.2km)により1890円となる。

2009年3月14日以降の状況編集

2009年3月14日に旅客営業取扱基準規程第115条第2項が制定され、東京近郊区間内に限り、東京駅-発着駅(この場合は用土駅)間の最短経路の営業キロが100km以下であることにより、発売される乗車券の経路に対応する東京山手線内適用判定経路の営業キロが100kmを超える場合でも東京山手線内を非適用とすることに対して制度上の裏付けが得られた。ただし、同様の問題がある他の区間では東京近郊区間外となっている新幹線経由の乗車券でも引き続き東京山手線内非適用で発売されているため、この問題は完全には解決されていない。

参考資料編集

関連項目編集

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