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鼓童

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鼓童(こどう、Kodo)は、日本新潟県佐渡市佐渡が島)を拠点とする80人ほどの創作和太鼓グループである。設立は1981年。世界で活躍している日本のアーティスト集団である。曲目によってはふんどし一丁で演奏。

概要 編集

「日本の伝統芸能を現代に再創造し、佐渡を拠点に国際的な活動を行う太鼓芸能集団」である。

鼓童(こどう)という名称は、心臓鼓動、および、子供(童)のように無心で太鼓を叩くという意味がある。

鼓童は、和太鼓奏者の田耕(でんたがやす)が立ち上げた和太鼓集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」をその前身としており、演目にある「モノクローム」(石井真木作曲)は鬼太鼓座のために作曲された。入破(じゅは)は同じ作曲家が、鼓童誕生の際に書いた作品である。また、「屋台囃子」や「三宅」などの伝統芸も鬼太鼓座から受け継いだものである。鬼太鼓座の演奏は一種のストイックさが持ち味であったが、それだけに華やかさに欠いたのに比べ、より演目や楽器の幅も広まり、わかりやすいものとなった。他方、モノクロームのような演目についてはやや迫力が無くなったとの評もある。

活動は、日本国内1/3、海外1/3、佐渡1/3。

世界各国(これまでに45ヶ国)で積極的に公演を行っており、2008年は英国(6都市)、アイルランド、ベルギー、ルクセンブルグ、ドイツ(8都市)、オランダ、スイスでの公演を予定。 日本以上に日本国以外(海外)で有名なグループであり、ニューヨークタイムズを始めとする各種高級紙で高く評価されている[1][2]

毎年夏期になると、拠点の佐渡でアース・セレブレーションとよばれる音楽祭を主催している。 2007年には開催20周年を迎えた。アース・セレブレーションには海外から著名な奏者が招かれる他、日本国内からも様々な演奏者が集う。楽器や民族衣装などの販売も行われ、海外からの参加者も非常に多い。 正式な主催は鼓童を中心としたアース・セレブレーション実行委員会。大会長には佐渡市長が就任するなど、佐渡ヶ島をあげた祝祭となっている。助成に日本芸術文化振興会、佐渡市。後援は外務省環境省文化庁新潟県、ブラジル大使館などが参加。

演目・楽器 編集

ファイル:Kodo Taiko Drum.JPG

鼓童の舞台は和太鼓を主に使うが、笛・三味線・踊り・唄などもあり、全体で一つの流れを構成する。曲は、日本各地の伝統芸能を素材にしたもの(「大太鼓」「屋台囃子」「三宅」「山唄」「西馬音内」他)、現代音楽の作曲家などに依頼してつくられたもの(「モノクローム」「千里馬」他)、それからメンバー自身によるオリジナル(「族」「彩」他)がある。ツアーごとに演目は異なるが、公演は通常約1時間40分である。

ツアーの公演の後半は、「大太鼓」や「屋台囃子」でクライマックスをかざると決まっている。 使用する太鼓は、宮太鼓(くり抜き胴のもの)と桶太鼓(桶胴で、ロープで締めてあるもの)と締太鼓(くり抜き胴で、ロープで締めてあるもの)に大きく分類される。宮太鼓はさらに胴の大きさ・長さによって「大太鼓」「中太鼓」「平胴太鼓」と呼ぶ。今では稀少な国産産ケヤキの胴に、牛の一枚皮が片面ごとに張った大太鼓は、面の直径は3尺8寸(1m25cm)、屋台の部分も含めると重さは400kgになる。使用する数は、国内の一般公演だと30個~50個程度になる。

沿革 編集

  • 1981年鼓童」結成。ベルリン芸術祭にてデビュー。イタリア・サンマリノ・旧西ドイツ・日本公演。
  • 1982年、アメリカ(リンカーン・センター他)・カナダ・メキシコ・日本公演。
  • 1983年、日本公演。
  • 1984年、台湾・香港・中国・イタリア・フランス・スイス・イギリス・スウェーデン・デンマーク・旧西ドイツ・オランダ・アメリカ・日本公演。
  • 1985年、アメリカ(ケネディ・センター他)・カナダ・イギリス・オランダ・イタリア・スイス・フランス・日本公演。
    • エジンバラ国際芸術祭参加。
  • 1986年、台湾・香港・トルコ・インドネシア・マレーシア・日本公演。
    • トルコ日本週間、バリ芸術祭参加。
  • 1987年、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・旧東/西ドイツ(ベルリン・フィルハーモニーホール他)・日本公演。
    • ロンドン・サドラーズ(ウェルズ劇場)2週間公演、完売。
    • ベルリン市制750周年祭参加。
  • 1988年、アメリカ・トリニダード/トバゴ・ベネズエラ・ブラジル・コロンビア・オーストラリア・日本公演。
    • ニューヨーク・シティセンター1週間公演、完売。
    • ブラジル日系移民80周年祭、オーストラリア建国200周年祭参加。
    • 鼓童村開村。
    • 国際芸術祭『アース・セレブレーション』開始。
  • 1989年、アメリカ・カナダ・旧西ドイツ・スイス・ベルギー・フランス・日本公演。
    • 「鼓童塾」開始。
  • 1990年、アメリカ・フランス・イギリス・日本公演。
    • ニューヨーク(シティセンター)1週間公演、ロンドン・サドラーズ(ウェルズ劇場)2週間公演、完売。
    • CD『IRODORI』が日本ゴールドディスク大賞アルバム部門受賞。
  • 1991年、アメリカ・カナダ・日本公演。
    • 特別少人数編成「鼓童"三人狂"」でガーナ・ナイジェリア・セネガル公演。
    • 鼓童塾を北アイルランドで開催。
    • 7月に東京の渋谷(オーチャードホール)で3日間の公演『Gathering』を開始。
  • 1992年、アメリカ・カナダ・ドイツ・イタリア・スイス・ベルギー・オランダ・日本公演。
    • 三井広報委員会主催のフェスティバル『Close-up of Japan』参加(ベルリン・フィルハーモニーホール)。
  • 1993年、アメリカ・カナダ・ポルトガル・イギリス・台湾・日本公演。
    • ロンドン、サドラーズ(ウェルズ劇場)2週間公演、完売。
    • 『Close-up of Japan』フェスティバル参加(リスボン、聖ジェロニモス修道院)。
  • 1994年、アメリカ・日本公演。
    • ビデオ・レーザーディスク『鼓童』が、フランスのカンヌで開かれた『国際音楽産業見本市・映像音楽コンテスト』で音楽ビデオ長編部門の最優秀賞を受賞。
    • 積極的な海外公演とアース・セレブレーションの開催が高く評価され、外務大臣表彰、国際交流基金地域交流奨励賞などを受賞。
    • ハリウッド映画『ハンテッド(The Hunted)』の音楽を監督。
  • 1995年、アメリカ・ベルギー・フランス・スイス・イタリア・ギリシャ・日本公演。
    • ニューヨーク(カーネギーホール)・ボストン(シンフォニーホール)・ワシントン(ケネディーセンター)・パリ市立劇場5日公演、完売。ギリシャ(パルテノン神殿麓のヘロド・アティクス音楽堂)2日公演、すべて完売。
    • 日本レコード大賞特別賞受賞。
  • 1996年、ベルギー・オランダ・フランス・ドイツ・イギリス・イスラエル・日本公演。
    • ロンドン・サドラーズ(ウェルズ劇場)2週間公演、完売。
    • 特別編成で、キューバ・ドミニカ共和国公演。
  • 1997年、アメリカ・カナダ・日本公演。
    • ニューヨーク(カーネギーホール)2日公演、ボストン(シンフォニーホール)公演、完売。
    • 財団法人: 鼓童文化財団を設立。
  • 1998年、スイス・フランス・クロアチア・ギリシャ・トルコ・アイルランド・ポルトガル・ドイツ・ベルギー・イギリス・日本公演。
    • パリ市立劇場5日公演、ロンドン(ロイヤルフェスティバルホール)5日公演、すべて完売。
    • スイスのニヨン『パレオ・フェスティバル』で3万7000人の動員を記録。
    • 鼓童文化財団による初の海外事業として、佐渡の文弥人形をイギリスで紹介、公演。
  • 1999年、アメリカ・日本公演。「交流学校公演」開始。新潟県知事表彰を受賞。
  • 2000年、アメリカ・カナダ・韓国・中国・イギリス・オランダ・ベルギー・ドイツ(ベルリンフィルハーモニーホールほか)・スイス・イタリア・日本公演。
  • 2001年、アメリカ・イギリス・ドイツ・オーストリア・ノルウェー・フィンランド・エストニア・日本公演。
    • 12月、ノルウェーのオスロにて『ノーベル平和賞100周年記念コンサート』に参加。
  • 2002年、アメリカ・日本公演。
    • 北米に「鼓童アーツ・スフィア・アメリカ(KASA)」設立。
    • FIFA World Cup(TM)Korea/Japan関連イベント(ファーストマッチ前文化イベント、オフィシャルコンサート、決勝戦前夜祭)に出演。
    • 中国映画『HERO』(音楽: タン・ドゥン)サウンドトラックに参加。
    • CDアルバム『2002 FIFA World Cup(TM)Korea/Japan 公式アンセム』発売。
  • 2003年、アメリカ・日本公演。
    • 「鼓童アーツ・スフィア・アメリカ(KASA)」主催の『北米ワークショップツアー』を開催。
    • 鼓童文化財団による地域循環型の新しい家具提案「アース・ファニチャー」本格始動。
    • 鼓童文化財団より鼓童叢書『佐渡のたらい舟~職人の技法』発刊。
    • 演出: 坂東玉三郎『鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル』東京・名古屋・大阪・新潟・佐渡で計25公演。
  • 2004年、イギリス・ポルトガル・ベルギー・ドイツ・イタリア・スイス・日本公演。
    • 『鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル』のCD、DVDが発売。
    • ドキュメンタリー番組『鼓童 meets 玉三郎』 - NHKにて2時間25分にわたって放送。
    • 新作CDを鼓童村稽古場にてレコーディング。
    • 「アースファニチャー」一般販売を開始。
  • 2005年、アメリカ・カナダ・日本公演。
    • 中越地震の被災地で慰問公演。
    • 日米文化会館25周年記念公演に出演。
    • CD『prism rhythm』を発表。
    • 琉球舞踊家・佐藤太圭子氏と琉球舞踊界の方々との特別公演『島結び』を開催。
  • 2006年
    • ベルギー・アイルランド・イギリス・ドイツ・オランダ・ポルトガル・スペイン・日本公演。
    • 鼓童結成25周年記念公演『アマテラス』開催。歌舞伎俳優・坂東玉三郎と共演。『フジロックフェスティバル』出演。
    • ワン・アース・キャラバン始動、ロシアを訪問。

受賞 編集

  • 日本ゴールドディスク大賞 アルバム部門(1990年)
  • 国際音楽産業見本市 映像音楽コンテスト音楽ビデオ長編部門 最優秀賞(フランス 1994年)
  • 外務大臣表彰、国際交流基金地域交流奨励賞(1994年)
  • 日本レコード大賞 特別賞(1995年)
  • 新潟県知事表彰(1999年)
  • 第12回ふるさとイベント大賞 大賞(総務大臣表彰)(2008年)

運営組織 編集

  • 株式会社 北前船(きたまえせん)
  • 有限会社 音大工(おとだいく)- 著作権管理を行う
  • 財団法人 鼓童文化財団 - 社会教育や地域還元に重点を置いた非営利活動

鼓童村 編集

鼓童村は、伝統文化(特に民俗芸能工芸)の調査研究や修得および再創造を通じて、特色ある地域文化を創り出すと同時に、世界中から集まった人々との交流の中から地球文化を模索し、生み出していく場である。豊かな自然と独特の文化・歴史をもつ佐渡は、こうした活動に理想的な場所である。その南端に位置する小木半島の中央部に3万坪の土地を確保し、'88年から'92年にかけて本部棟、住居棟、ゲストハウスである和泉邸、稽古場棟・工房が完成した。

メンバー 編集

鼓童メンバーは、舞台メンバー23名(男性16名、女性7名)、舞台準メンバー5名(うち女性1名)、スタッフ23名、またこのほかに研修生、契約社員、アルバイトなどを含めると、関係者は総勢で約80名程である。舞台メンバーの年齢は21歳~56歳。佐渡出身者はスタッフに3名のみ、大半が北海道から沖縄まで全国各地の出身者である(2007年4月現在)。

選考法 編集

研修生(スタッフ志望者も含む)は、佐渡島内の旧・中学校校舎を利用した宿舎で2年間共同生活を実施、研修所修了後に準メンバー選考が行われ、さらに1年間の実地研修をした後、正式メンバー選考が行われる。

現メンバー 編集

(2008年2月現在)[3]

  • 藤本吉利 (ふじもと よしかず)
  • 小島千絵子 (こじま ちえこ)
  • 藤本容子 (ふじもと ようこ)
  • 山口幹文 (やまぐち もとふみ)
  • 齊藤栄一 (さいとう えいいち)
  • 見留知弘 (みとめ ともひろ)
  • 新井武志 (あらい たけし)
  • 今海一樹 (いまがい かずき)
  • 鬼澤綾子 (おにざわ あやこ)
  • 阿部一成 (あべ かずなり)
  • 辻 勝 (つじ まさる)
  • 堀 つばさ (ほり つばさ)
  • 船橋裕一郎 (ふなばし ゆういちろう)
  • 宮崎正美 (みやざき まさみ)
  • 石塚 充 (いしづか みつる)
  • 砂畑好江 (すなはた よしえ)
  • 小田洋介 (おだ ようすけ)
  • 阿部研三 (あべ けんぞう)
  • 坂本雅幸 (さかもと まさゆき)
  • 吉井盛悟 (よしい しょうご)
  • 斎藤菜月 (さいとう なつき)
  • 中込健太 (なかごめ けんた)
  • 前田剛史 (まえだ たけし)

元メンバー 編集

  • 林英哲
  • レナード衛藤
  • 林田博幸
  • 金子竜太郎
  • 近藤克次
  • 狩野泰一
  • 内藤哲郎
  • 齋藤秀之
  • 南條明
  • 井上佐知子
  • 増渕和弘

書籍 編集

  • 『佐渡のたらい舟~職人の技法』鼓童叢書

脚注 編集

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関連項目編集

  • 鬼剣舞(藤本吉利が北上市に通って学び、「印可之証」を受けて継承者となっている)
  • 小木町(佐渡市)

外部リンク編集

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